藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

感謝が無いわけじゃなく。


五月の第二日曜は母の日だという。
自分の母はもう他界したが、それにしても男は「記念日意識」の薄い生き物だと思う。

記念日に何かを祝うのも理解できなくはないが、どうしても「記念日以外」に意識が向いてしまうのは天邪鬼だろうか。
例えば誕生日とか○○記念日というものも、「それが祝える日常あってこそ」と思うので、ことさら"その日"に特別な感情になれないのである。
盛り上がりに欠けるヤツなのか。

昔「感動の薄い人ね」と言われたことがあるけれど、もう「その日」を迎えられているだけで十分ではないか、と自然に思うのである。
女性心理に詳しい長年の親友曰く「お前、それではモテへんわ」という判決をもらったこともある。
できれば静かに感謝して過ごしたいと思うのだった。