藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

老い作り

*[次の世代に]老いを見る。

介護施設を見学していると、ことさら「健康寿命」という事について考えさせられる。

なぜならそこには「自分の将来の姿」があるからだ。


できるだけ健康に生活できる時間を伸ばそうという意味だが、これは他ならぬ「自分のため」である。
健康を損ねて、寝たきりや栄養チューブで長い月日を過ごすより、自分で飲み食いし、最後まで自分の手足で生活することがいいのは当たり前のことだろう。

健康管理は決して誰かに言われてやるようなことではない。

「食事を医者に制限されている」のは「止められるようなことをしている」ということだ。

これは若い年代の人にも通用するルールである。

健康管理を怠ると、どんな高齢期を迎えるのか、一度ボランティアに参加していろんな施設を見学するといいだろう。

特に若い人に見てもらいたいと思う。

医者や専門家に言われて、いやいやに健康管理をする、というのは楽しくないものだ。

自分の体は自分で作る、と思えるかどうかだ。