藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

はっきりと見えていること。

未曾有の少子化に向かう日本の中で。
「はっきりしていること」と「どうなるか読めないこと」が渦巻く。

五年前(2013)に、すでに国内には800万戸を超える空き家があったという。

それでも主要駅の周辺にはマンションがどんどん建っていて、まだ供給は年間100万戸をくだらないらしい。
そして高齢化。

2035年には三人に一人が高齢者だという。

いろいろと懸念はあるけれど、これまでの(MAXだった時の)インフラをそのまま維持していくのは、全く難しそうだ。
ではどうなるか。

『極端な集約化が進む。』ということだろう、と自分は思っている。
いろんな数字を見ながら、自由に自分で将来を分析してみるのは楽しい妄想だ。

都心から距離があるとか、
駅から遠いとか、
大規模で老朽化して建て替えがまとまらないとか。
そんな理由で街の景観に優劣が付いてくるのだろう。

中央区の月島では、名物でもある「長屋群」を景観を損なわずに建増し、「長屋形式で活用する」などの案が出されている。
先を読んで、将来の「街の計画」を考えることができた町だけが生き残ることになりそうだ。
さて我が町はどうなりましょうか。
(つづく)