藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

心の限界の見極め。

個人でも家族でも企業でも国でも。
「不平不満」というのは見苦しい。
それが「相手のせい」「政治のせい」「国のせい」になっている場合は特にだ。
不満があるのなら、自分が何とかすればいい。
できる範囲でいいと思う。(とても出来ないこと、は出来ないっていう見極めも大事)

特にマスコミやメディアは「そういうの」を取り上げて煽ってナンボ、という構造になっているから、必ずしも正しいわけではない。
そういう「しり馬」に乗らないことも重要だ。
(いちいち気にしているだけで年を取ってしまいます)

つまりできるだけ「外部のせい」にはしないことだ。
そうしていいのは、もう「自分のできることは全部やりました」と言えるときだけ。

たいてい、そう言えることって少ないと思う。

「まだ、いやまだやれることもある」というメンタリティの持ち方がコツなのではないだろうか。

大事なのは自分のまさに「気力」との戦いだと思う。
気力が尽きてしまうまで突き詰めて、心が壊れてしまっては本末転倒だ。
「ギリギリまでは頑張るのだ」という自己管理と、「撤退やむなし」を考えるバランスが要るのだと思う。
やっぱり撤退というのは難しいことなのだ。