藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人の感覚を超えて(1)

*[ウェブ進化論]ライブとバーチャルの端境で。
半ば強制的にテレワークの世界が始まってしばらく経つ。
今はまだ「表情が見えない」とか「温かみがない」というおじさんたちの声が聞こえるけれど。
そんなせめぎ合いも、ここ1-2年のことではないだろうか。
5G通信の時代になり、さらにはその先へと通信速度が上がってゆくことは想像がつく
今のビデオ会議ソフトなどとは格段に画質も音質も、遅延も改善されるのはそう遠くない。
(その時点で、もうリアルが必要だという人はいなくなるだろう)
演奏家のライブですら克明に伝える時代さえ来るのではないだろうか。
さらに画像がホログラムにでもなり、ハプティクスで触感が実現すれば、もうハリウッド映画の世界である。
そうなると今度はデジタルの潜在力が再び爆発する。
ほとんどの日常で「リアルの必要性」がなくなる時代がくるだろう。
本物の「空間も時間も」超える世界がやってくる。
 
ホログラムで歴代の格闘家が戦う姿を見る時が来るのはそう遠くないと思っている。