藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

大局から

*[次の世代に]広く仕事選び。
サプライチェーン(分業)化されている現代だから。
どんな仕事につくかは、全体的に広い目で"世の中じゅう"を見渡して当たりをつけていったほうがいい。
「こういう仕事があるから」とか「アニメやスポーツや音楽がただ好きだから」という理由でそのままその仕事に飛び込んでいっては続かないかもしれない。
世の中の仕事は大体それなりに「それ屋」の専門職である。
例えば弁護士は争い事があるときの代理人だし、医者は具合の悪い人の診断をして治すのが仕事だ。
パン屋さんも本屋さんも、経営コンサルタントも大学教授も、官僚も政治家もフリーターも、全部「そんな」色がついている。
(一番自由なのはフリーターに違いない)
器用に仕事を転々と渡り歩く人もいるが、社会人である40年ほどの間、関連するような分野の仕事に就くことが多いようだ。
人生そんなに何十もの仕事を試せるわけではないのだ。
 
自分は何をする人になりたいのだろうか、自分には何が向いているのだろうか。
日本だけじゃなく、世界中にある仕事の中から自分に合いそうな(面白そうな)ものを、まず探してみる、というくらいの視野があっていいと思う。
「自分ができることから考える」のま反対の発想だ。
 
それで面白そうなものが見当たらなければ、ひょっとしたら自分が「新しいそれ」をこの世で一番最初にやる当事者なのかもしれない。
 
仕事選びにはそのぐらいに広く、自分のやりたいことを考えてみてはどうだろうか。