藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

舞台設定

*[次の世代に]船長の役割。
アニメのワンピースでも船長の役割は大きいが、自分が社会人になって三十年経つが「マネジメント論」については終わりがないようだ。
というか次々に新説が出ては消え、ということを繰り返している。
(人事制度についてもそう。人間というのは余程扱いが難しい生き物らしい)
 
自分はあらゆる組織は「マネジメントの必要なし」が一番だと思っている。
けれど一流の演奏者が集まる、世界でトップクラスのオーケストラを見てもやはり指揮者は必要らしい。
あまり先のことばかりを考えずに「目先の仕事に打ち込む人」と、船の船長のように全体の「行き先と道中を第一に考える人」の役割がやはり必要なのだろう。
そういう意味で経営とか政治とか(そして家庭も)いうのは"船の航海"にとても似ている。
「大海原に自分たちの仲間だけ」というシチュエーションが自分たちの役割を分かりやすくさせているのだろう。
 
船長も乗組員もそれぞれ、その役割はみんな大事なのである。