藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

起業の原理

*[次の世代に]はずみで起業する前に。

自分の時代は大学の講義で「起業論」というのはなかったけれど。

今は是非とも必要なのではないだろうか。

企業にまつわるあれやこれや。

それはともかく。

 

ここ最近、多くの会社や福祉施設の訪問をしていて、つくづくその会社の姿勢とか理念の大切さに気付かされる。
またこう言っては悪いがとってつけたような言葉や、抽象的なスローガンで示されているところなどは、やはりその会社の性格が見えにくい。

一言でいえば「その会社が本気かどうか」がモロに問われてくる場面だと思う。

例えば何千もの会社や施設のウェブサイトを見ているだけで、そこには十人十色、いろんな会社の顔が見えてくるものだ。

つくづく今更だが、会社を起こし、起業するならビジネスありきではなく、絶対にやりたいことを中核にすえるべきである。

 ビジネスモデルを中心に据えてはならない。

 

今の時代はウェブの仕組みと技術がわかれば、それを起点にかなりいろんなビジネスは考えやすい。
まだ誰もやっていないこと、面白い集客のアイデア、そんなものが見つかったからそれを起点に起業をする。

そして成り行きで人を雇ってしまうと、その後のバランスが悪いものになりかねない。

 

起業はそれだけでも精一杯なことだと思うが、会社を興した後の"ゴール"をイメージしながら作っていけば良い会社になるだろう。