藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人称思考

*[ウェブ進化論]自分で分裂。

昨日「食べたい」「呑みたい」という衝動がある程度"自分に問いかけること"で抑えられるということを書いた。

これのコツは「おい、オマエは…」と自分で自分に問いかけるところにあると思う。

つまり「二人称の自分」から自分に問うてみる、ということだ。

 思えば、一人称で「自分の中で自分を考える」というのは難しい。

だってそこは「自分の中」だから、自分自身の姿かたちを客観的にみるのはムリがある。

なので自分の中に「自分じゃないヤツ」を意識して作る。

よくアニメにある「心の中の天使と悪魔」のまあ"他人バージョン"だ。

 

そして何か「よろしくないこと」を衝動したらそいつを起動する。

そして「おい、オマエは…」とやるのである。

コツは自分が自問するのではなく、あくまで「他人から」ということだと思う。

本当の他人から言われている、ということを想像するわけである。

 

そして思う。

さらに、大事なこととか、抗い難い思いになった時には「さらなる自分」を立ててみる。

三人称にするのだ。

そうすると「自分ともう一人のヤツと、さらにもう一人が出現」することになる。

つまり「自分を二人の他人の眼」でみることになるので、客観性はさらに強力になるだろう。

自分の心の中を見つめる内観法、というのがあるが、これはAndroidのようなものを自分の中に作っていく。

分裂思考と言ったところかもしれない。