*[次の世代に]ピンチを有利に。
コロナの影響で、テレワークを初め色んな生活のリズムが変わった人は多いだろう。
さらに仕事が減ったり無くなったりした、という話を耳にするようになって久しい。
いま大事なのは「リズムの立て直し」なのではないだろうか。
それまでは、まあ「惰性に近い習慣」で自宅からオフィスに通い、アフターファイブや休日を過ごしていたことに「ことごとく"疑問符"が投げかけられた」のはいい機会とも言える。
仕事や人間関係や、自分のプライベートの時間についても。
コロナがなければ、定年まで平坦に過ごしていたかもしれないが、その後に長いリタイヤ人生を考えなきゃならないのが今の時代だ。
ただ70歳までなんとか再雇用で働く、という人は多いけれど、本当はもっと経験が生きる場所はあると思う。
コロナを機に「正規非正規」「定年後」の既成概念が取り払われて、もっとオープンな議論になるといい。
いいかげん組織が硬直している日本の企業にとっても、今までの制度をリセットするためのいい機会なのではないだろうか。
こういった機会を素早く捉えて、機敏に動くのが経営者の役割だと思う。
ピンチにチャンスあり、というフレーズはこんな時のことではないだろうか。