藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ストレスへの構え

*[ウェブ進化論]芸術家と料理人。

この度のコロナ禍で飲食店と芸術家はとても大きな制限を受けた。

旅行や宿泊系の人も大変だったようだが、彼らの多くは「法人」という殻を被っているからまだマシだったのだと思う。

 

それで、今回一番いろいろと「変化」したのはそうした「最もマイナスの影響を受けた人たち」だったのではないだろうか。

楽家や芸術家は、SNSクラウドファンディングなどを通じてユーザーを広げたり、デリバリーや会員制など、これまでにない業態へと工夫をした料理人も沢山いる。

 

まだ事態は収束していないが、

今回の出来事で痛感するのは「大きな負荷がかかった人たち」ほど工夫し、変化してゆく、というこれまで同様の進化の理屈のようだ。

「苦労したものほど変化し、強くなる」という原則は今回も、そしてこれからも普遍なのだろう。

そうすると、自分たちは、強くなるためには「ストレスを受け続けなくてはならない」ということになって、気が滅入ってしまいそうだが、けれど「突然のストレス」が襲ってきた場合には悪くない。

 

大丈夫だ。

「このストレスは、近いうちに、必ずや自分の糧になる」と思えれば「耐える力」も覚悟もできるだろう。

ストレスには「心構え」をまず養っておきたいものだ。