藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

100年に一度の実証

*[予測記事]コロナ後の予感。

これを書いているのは6月末なのだけれど、9月の半ばの様子はどうなっているだろうか。

感染の収束はともかく「コロナ後の経済」について本格的な影響が出始めているのではないかと思う。

以前の「元へ戻る行為」と「戻らない行為」が割合はっきりとしてきているのではないだろうか。

大変なのは資金繰りだと思う。

これから1〜2年かけててでも、"元の線"に戻る見込みがあればいいが、戻っても「六割」いや「八割」でも存続が厳しい業態が出てくるだろう。

 

パンデミックがもたらした「新しい習慣」がいろんな業界の再編をしてしまうのだ。

緊急事態宣言中から噂されていたことだが、これが現実になってくると恐ろしい。

「元には戻らず、存続は難しい」と金融機関や政府が判断する業態は、蒸発することになるだろう。

旅行者や観光業は、数年かけて元へ戻ろうとすると思うが「元々の国内需要産業」がどうなるのかには注意が必要だ。

 

皮肉なことだけれど、テレワークを皮切りに、IT業界は"DX需要"でますます忙しくなっている。

コロナ禍は「人間の行動が変われば、どれほど経済へのインパクトがあるのか」を実証する貴重な機会になったといえるだろう。