藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

日本の秘密

*[ウェブ進化論]それでも日本で暮らしたい。

日本にはこの国だけの「いろんなガラパゴス」が存在して、ちょっと理由が曖昧な文化もあって、失望するところもあるけど、そこが気に入っているところでもある。

 海外経験の豊富な友人や先輩たちに聞いてみると「それでも日本が一番いい」と仰る人も多い。

何か正解だけをいただくようで申し訳ないが、やっぱりそんな「なにかいいところ」がこの国にはあるのだろう、と。

でこれもその一つ。

日本のエンジニアは転職を考えない人が依然として多い。

農耕型民族、といってしまえばそれでお終いだが、例えば報酬が4-5倍違ってもあえて外資にチャレンジする人は少ない。(この外資って呼び方もかなり日本的ですが)

結局「長期雇用」というスタイルが"日本民族"にとって実に適合している仕組みなのだ、などと説明したくなる。

ハンターよろしく「己の腕一本で荒野をわたり歩く」ようなスタイルはひょっとして「遺伝子的に」馴染まないのかもしれないが、何かもっと深い理由がありそうだ。

 

「日本という国そのものに何か理由がある」という気がするけれど、そうだとすると

ヨーロッパ大陸にもない、"自由と競争の国"アメリカにもない、そしてアジアの新興国とも違う"島国・ニッポン"の魅力をぜひとも探したいものだ。

 

将来自分が学問をするのなら、テーマにしたい一つである。