藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

偽ラベリング

*[ウェブ進化論]政経とうわさ話。

病院などにいくと、テレビのワイドショーなどを嫌でも目にして、かなり侮蔑的な感情を抱いているのは自分だけだろうか。
事件や有名人の噂話をして聞いて「一体あなたはなんなのさ」といいたくなるが、それだけ好んで見る人がいるということは間違いはないだろう。


他人様のゴシップをネタに時間潰し、なんてレベル低いなぁと「かなりの嫌悪感」を抱いている自分にも少し驚いたが、同時に「俺はいったいなんなのだ?」と思ったのだ。

 

そんな時間があるのなら、「せめてスマホで日経でも読んだら?」と思う自分が、ワイドショーを見聞きしている人たちより「品がいい」とか「高級」だとかを無意識に位置付けている。

それはくだらないランク意識というものだ。

何か、経済とか政治とかの話をすることが"高級"で、芸能人のスキャンダルを暴くことが"低俗"という「偽エリート意識」が自分の中にある。

でもそれって「向こう側」からみたら「何か難しい顔をして、お金や政治の話をしているけど、別に暮らしは良くなってないわよ!」という風に見えているかもしれない。

 

何か「難しいこと」を高級だとか、「分かりやすいこと」を低俗だとかいう風潮があるけれど、案外「難しいことでも低俗なものはたくさんある」ということに気付いていないと、おかしなプライドが蔓延るらしい。

 

どちらも大したことない。