*[ウェブ進化論]逆行の波に。
いよいよ師走。
もう誰と会っても「早いねー」という言葉しか交わさないくらい、日本中の人が同じような感覚でいるようだ。
1918年のスペイン風邪の時も2-3年で収束したというから、そろそろ「何となく終わりに近づいている」ということだと思うけれど、自分たちは20年もすればこの気分も風化してしまうのではないだろうか。
コロナの功罪でリモートワークが一気に進んだけれど、最近では「元に戻す」という風潮がかなり活発になってきている。
その流れの大元を見てみると、そこには必ず「50代以上の人たち」がいる。
「どちらかというとアナログ好き」な世代だ。
(もちろんそれ以上になると「ほとんどがアナログ支持派」である)
そして、まだ50代が実権を持っているからタチが悪い。
いつまでも紙にこだわって、最前線でペーパーレスにこだわっていたのもこの人たちである。
"無理が通れば通り引っ込む"の通り、今回は無理が通ってしまった。
今までのハンコ主義とはなんだったのか。
自分はこの「アナログ回帰派」に人たちの反発を許すべきではないと思っている。
「アナログが優っている部分をどう補うのか」ということから逃げてはいけない。
そして「無駄をしてでもアナログでやりたいこと」を探っていけばいいだろう。
居酒屋はデジタル化できるのではないだろうか。