藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

まずはキズナから(2)

*[ウェブ進化論]どの程度サスティナブル。

災害やコロナや戦争などでますますサプライチェーンの脆さが問題視されているが、合理性を追求した結果だから「急に言われても困るなぁ」というのが企業の本音ではないだろう。

元々平和で「切れる前提」で考えていないから、いざ有事になると機能不全を起こすのも無理はないということだ。

なので、今後は少し賢くなって「どの程度までのチェーンにするのか」ということを考えておかねばならないだろう。

 

例えば有事には「日本の作米は台湾へ供給する」とか「半導体は日本を優先する」などと決めておけばライフラインは保たれる、とかいう感じだ。

自由競争にはいい部分もあるが、合理性を追求した仕組みは有事には脆いことはもう何度も露呈している。

 

何か戦争になった時の西と東、みたいな話はいつも話題になるし、それを外交として振る舞い、自国の統治に使う国も多いようだけれど。

そうした争いごとのことばかりではなく、「協力網のパートナーシップ」を作っておかないと、いつまでもサプライチェーンの問題は改善されないのではないかと思う。

 

こうした問題を提起して政策にして選挙に出ることこそが政治家の本分なのではないだろうか。