藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

経験と精神

*[ウェブ進化論]鍛錬はやりよう。

最近「場数を踏むことと、メンタルを上げて過ごすこと」について書いている。

自分も今思えば思うほどこれができていなかった。

それをこの年にして気づく(苦笑)。

 

プレゼンでも、プロポーズでも、演奏会でも上演会でもスポーツでも。

「これこそが本番」というメンタルにはなかなかなれないものだ。

しかしプレゼンテーションの達人、と言われる大前研一さんでも、若いころは何度もビデオを撮って話かたから身ぶりまでを念入りに練習したという。

それを自分たちはしばしば、いや常態的に怠る。

結果は歴然だ。

 

受験勉強をしていても、模試を受けても「これが本番だ」とは思っていなかった。

社会人になって数え切れないくらいしてきた、客先訪問やプレゼンや面接も「これこそが本番」というメンタルティは少なかったと思う。

そんな風に自分たちは「本番なのに力を抜いてしまっている」ということがとても多いようだ。

 

反対に宮本武蔵やトップアスリートのように「日常のすべてを打ち込んでいることに合わせる」くらいのことができれば、それほどの才能に恵まれずともかなり上達するのではないだろうか。

「これが仕事、これは遊び」と分けているようではメンタルティの統一はないだろう。

「常にそのモードでいる」ということが自然にできる人こそが達人の域に達するような気もする。

 

さて今から間に合うだろうか。