藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

未来を総括

*[ウェブ進化論]わが人生のタイトル。

先日、ある著名な自動車評論家が自分の職業人生を振り返って「あらゆる国の車を数多く運転できて良い人生だった」とおっしゃっていた。

簡潔で悪くない。

人生は簡潔に表現したほうが焦点がはっきりする。

周囲の空気はむしろ読まないほうがいいだろう。

 

そしてできれば「後から振り返って〇〇だった」というよりは「これから〇〇をする人生」というふうに思いつくことを書いてみたい。

後からするのが総括だが、それをあえて「これから」にしたいのだ。

「これから海賊王になるぞ」とか(いないいない)、「これからイノベーターになるぞ」とか(意味がよく分からん)とか、まあなんでもいい。

 

これからの自分を予想して「タイトル」をつけてみるのだ。

そうするとそのタイトルがいまいち腑に落ちないな、とかちょっと好みではないな、とかいうことにも気づくだろう。

「生涯一教師」とか「政治の民主化に生涯を費やす」というフレーズがぴったりくるのならそれはいい。

結局若い時分というのは、そうした「自分のタイトルを探す」ということが目的になのではないだろうか。

 

そして、後から振り返ってそのタイトルに満足できれば人生はハッピーだ。

平凡なことでもいいから、ぜひいろんな自分のタイトルを考えて、書き出してみてはどうだろうか。