藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

思考の翻意

*[ウェブ進化論]チャンスは倍増する

成功者は、運が強い、とよく言う。

しかし一方、「チャンスの機会は誰にも等しく訪れる」とも言う。

よくあるこのテの設問、もちろん正解は「その人による」だ。

 

ここ数年、特にこの「その〇〇による」という回答が流行っている。

それはなぜかというと時代がVUCAだからだ。

なのでこの回答はとても正しい。

今の時代にはうってつけの考え方だろう。

 

チャンスは誰にも"均等"ではないかもしれないが、バラバラと「ランダムに撒かれている」というのは理解に難くない。

世の中というのは、いや自然界というのはそんなものだろうと想像できる。

けれど偶然とも思える出来事の中に「何かの意味」を感じられるかどうか。

「これは何かの啓示かもしれない」と思うかどうかは、案外自分次第である。

 こういうことは考え方次第であり、またそれはそういう能力とも言えるだろう。

 

禍事(災難)が起きたときに、それにただ怒り、嘆き、感情のままに時を過ごすのと、「直ちにその事の原因と、これからの見通しと、そしてこれからを好転させる施策を考える」のとでは、結果は天と地ほどに違うだろう。

 

誰しも災難が起きれば驚き、悲しみ、自分だけの不幸を嘆く。

人間とはそういうものだと思う。

けれど、そんな災難もチャンスも、いろんな姿をして自分たちの周りに降ってきているのだ。

 

いろんなマイナスをプラスに転換できれば、チャンスは倍に増える、と言えるのではないだろうか。