藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

若くないウェルテル

*[ウェブ進化論]大胆が目標。

若さの何がうらやましいのと言うと「時間の無駄遣い」ではないだろうか。

素直に嫉妬。

自分も子供などを見ていてつい「寝転んでスマホばかりしているな」と口にしたものだが、反射的にもう「もったいないことをしている」と思い込んでしまうのだ。

若いころのパチンコ自分にそのまま言ってやりたい。

あのころのアホっぷりと言ったら今の若者の比ではなかった。

ダラダラと理由もなしに友達と集まったり、赴くままに漫画を読み耽ったり、ゲームをしたり、そんなことに何の罪悪感もなかった。

忌々しい。

 

最近は若者が「ちょっと時間潰ししてきます」なんて言ってるのを聞いてもドキッとする。

「あんまり潰しなさんな」とか言いたくなるし。

 

そして反対に「時間を惜しむ」のは歳とともに出現する傾向で、歳を取ってからも鷹揚にゴルフやハイキングを楽しんでいる人を見るとかなり羨ましい。

そしてその割には割と細かい家事とかサプリメント探しとかには時間をかけたりしている。

 

ラーメンとか丼物とかも食べてみたいが、ゆっくりと気にせず好きなだけ時間を使う、というのが年ととともに課題になりそうだ。

 

そう言えば「死ぬまでに読みたい本と観たい映画」なんてメモしていた時代もあった。

そのメモもなくしてしまった。