藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

同時の夢見

*[次の世代に]天国と地獄を同時に感じる。
星野リゾートの社長が社員に「倒産確率」を発表しているという。

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社員向けの「倒産確率」の発表

経営者が一番考えたくないことを進んで話題にするのはなかなかできることではない。
自分は、これまで何度も「銀行から資金不足と連絡が…」という夢を見て冷や汗をかいたことがあるが、あれほどの悪夢はない。

それにしてもだ。
どんなに優良な会社だって「倒産確率ゼロ」ということはないはずで、逆に言えば「ある程度はアブない」という状態は、結構な割合になるのではないだろうか。(汗)

あまり考えたくないが、常に「倒産へのシナリオ」を、シミュレーションしておくくらいの慎重さが必要なのだという気もする。

そして、同じくらい「成功のイメージを描く」ことは重要なのではないだろうか。
"理想無くして実現なし"というわけで、「大きな成功の姿」を常に想像できる能力も「倒産へのシナリオ」を考えるのと同じくらい必要なことだと思う。

つまり「最悪」と「最良」を同時に想像しながら歩を進める、ということが求められるのだと思う。
そのバランスを崩すと、一気にどちらかに傾いてしまいそうだ。

ひょっとして一番大事なのは"バランス感覚"ということなのかもしれない。

本音の時代

*[次の世代に]これまでのお見送り。

昨日に続き「この会社に入ってよかった」というランキングについて。

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この会社に入ってよかった! ランキング

今注目すべきはこれだと思う。

上位のほとんどは大手商社や銀行ではない。

なぜか特許庁が12位。

マッキンゼーやボストンコンサルティングが挟まりつつ、製造業は三者ほどしかない。

24位の三井不動産レジデンシャルも微笑ましい。

 

こういう企業が、有名無名にかかわらず「なぜ入ったスタッフの満足度が高いか」ということはとても重要だ。

「有名な大企業に入って無味乾燥な階段を登る」と聞くと自分の年齢でも、ただ寂寥感が漂う。

それが「自分の仕事」では虚しい。

これからはそういうことが"中心"に語られる時代になるだろう。

 

目を醒ます若者は、日に日に増えてきている気がする。

若者の価値観が主導になるのが、令和のトレンドだと思う。

いよいよ"昭和のお見送り"だ。

 

大人の責任

*[次の世代に]本音で話そう。

ちょっと前に「就職したい会社ランキング」が30年前と少しも変わっていない、ということを書いたけれど、反対の「この会社に入ってよかった」ランキングというのを見つけた。

これですよこれ。

これから就職とか転職する人は「こういう調査」にこそアンテナを張るべきだと思う。

 ゆめゆめ学生の「就職人気企業ランキング」には惑わされませんように。

 あれは"昭和の大人たちの亡霊"だから。 

そしてそのランキングはとても面白い。

1位にIT企業のグーグル、2位にベイン・アンド・カンパニー・ジャパン、3位にソフトウエアのサイボウズ、4位にマンション開発のコスモスイニシア、5位にソフトウエアのアシスト、同率の6位にクラウド名刺管理サービスのSansanと、インターネットメディア事業のキュービック、8位にコンサルティングマッキンゼー・アンド・カンパニー、9位にITコンサルティング・システムのJSOL、10位にITソリューションの電通国際情報サービスという結果になった。 

日本国内のランキングとはいえ、Googleはいるし、サイボウズが3位。その後も「ソフトウェアサービス系」の企業が続く。

4位のコスモイニシアは、単なる不動産屋ではなく、本来の「デベロッパー的な付加価値」を出せている会社なのではないだろうか。

 

『ここの入ったらカッコいいんじゃないの』ではなく『ここに入ってよかった』という場所。 

 この差は天と地ほど違う。

今働いている「大人たちの役割」は、過去の自分たちに見栄を張ることではなく、「自分たちのリアル」を後世に伝えることである。

 

あらゆる業界、業種の大人たちへ。

一意専心

*[次の世代に]わが道をゆけ。

失敗学すすめという本まであるくらいだから、失敗について「なぜ起こったのか」追究するのは、知見としては大事なことなのだろうと思う。

そしてまた、成功の軌跡を追う書物も数多い。

それはもうロスチャイルドやフォードから吉田松陰松下幸之助や、矢沢永吉孫正義まで。(自分の書棚にはカルロスゴーンのが)

書店には専用のコーナーがあるくらいで、失敗談以上に自分たちは「他人の成功」に興味があるらしい。

そこでだが、他人の「失敗談」を見ても「成功談」を聞いても、まったく「自分の場合」には参考にならないと思う。

連休に書棚を整理していて、むしろ他人の"そういう話"に気が移ろっているようでは成功など覚束ないのだろう、ということだけが解ってきたのだ。(汗)

 

 そのわけは、「どれ一つとして全く同じものはない」から。

不動産投資では常識のことだが、他人が成功した物件を研究しても、自分の場合には全然役に立たないことが多い。

成功するには「地道な基礎知識の習得」と「実践での試行錯誤」しかないと言われている。

 自分たちはとかく、やれ「新しいビジネスモデルだ」とか「あえてニッチをねらう」とか「ブルーオーシャンを探せ」とかいうネタに弱い。

けれどそういった話をまねて、その後うまくいったという話は聞いたことがない。

 

同様に、予めリサーチをつくし、練りに練った分厚い事業計画書で成功した事業、というのも知らない。

(逆に失敗した話は、自分のことも含めたくさん知っている)

 

自分がその瞬間、懸命に考えて「これで行こう!」と思えることが成功への原動力なのだ。

リスクの想定は必要だけど、なにが起きようとも「信じた道を突き進む」先に成功が現れるのではないだろうか。

 

そう思うと世の中のニュースもほとんど気にならなくなります。

ひとつだけ

*[次の世代に]一日にたったひとつ。

連休ももう終盤だが「終わりを考えるのだ」と思い、連休前に「本棚の整理だけはする」と決めていた。

せめて一つだけでも「事前に決めておいて、できたこと」があると随分気持ちが落ち着く。

「何かやらなきゃ、やらなきゃな」と思いながら結局なにもしていないと、なぜか虚無感が膨らむ。

子供のころの夏休みにこのような「術」を知っていたなら、もう少し有意義な何かができていたという気がする。

自分の子供にも、そういう話がしてやりたかったと思う。

一年でも1ヶ月でも、1日でもいいから「何かひとつ」を意識していれば、トータルでは「ものすごくたくさんの何か」が積み上がっているだろう。

例えば社会人になって三十回あった連休は「三十個の何か」になっていたはずだ。

 

それにしても本棚の整理をしていて、「恐らくこの先、手に取ることはないな」という 本の多いこと多いこと。

「成功するための24の法則」とか「ブレイクの時」とか、おいおい、お前は一体なにがしたいのよ? と突っ込みたくなるようなタイトルも多い。

若い自分には「そういうものばっかり読んでいるうちにすぐ定年になるよ」と言ってやりたい。

それでも、書棚を整理していると「あ、これだけは読まなきゃ」という本が何冊も見つかって、この連休の目先の目標が決まったのは良いことだった。

では今日も、何かひとつだけ。

 

思い出の嘘

*[次の世代に]虚像に惑うな。

入社が難しい企業ランキング(東洋経済)なる記事を見つけた。

自分はマスコミのこうした煽り方、嫌いです。

 それにしても業界別では

1.広告

2.放送

3.新聞

4.商社

5.不動産

 会社別では

1.三菱商事

2.三菱地所

3.三井物産

変わってない。

30年前と。

さらに50年前とも。

マスコミでスポットライトの反射を浴びて、忙しく働いて、気がついたらもう定年。

テレビ局で…

新聞社で…

不動産会社で…

まだ昔の価値観から変わっていない。

というかこのランキングは「今の世の中の必死の姿」を表しているとも言えるので、このランキングが"ソフトウェアのサービス業界"とか"地域の起業コンサル"とかに変わってきたら、恐らくその時が「世の中の、価値観の変身が終了した時」なのだと思う。

 

つまり「ここ」が変わったらもう既存の価値観は、完全な"遺産"となった時だろう。

だから言いたい若者に。

大人たちの「最後の虚像」に目を奪われてはいけない。

ひょっとしたら「全部ウソ」かもしれない。

知らずにそのまま"大人の森"に入ってしまったら、周囲の景色に迷子になるだろう。

自分たちもそうだった。

深い森の中に入ってから「本当の方向」を探し出すのはとても難しい。

森の中にはその森なりの「道しるべ」が示されていたりするからさ。

 

大人たちの本音を見透かして、あるいは総括して、「自分なりの森」を見つけてもらいたい。

就職ランキングは、「かつての大人たちの思い出」でしかないのだ。

 

web幻想

*[ウェブ進化論]情報のまぼろし

連休にまかせて無料のセミナーにエントリーし倒していたら結構予定が埋まっている。

会場に行かなくてすむのはめちゃくちゃ有り難いが(それにしても今まで"移動"という恐ろしいムダには戻りたくないですね)、それでも二時間ほどの間の拘束は解かれてはいない。

中には聞いている最中に「あパス」というのもあるけれど、内容はそこそこでメモも二、三行というのでは、果たして聞く必要があったのかなかったのか。

いずれ講演は、事前にレジュメを配り、またその後はyoutubeに全て上げて"スキップしながら見られる"

 そんな風になるのではないだろうか。

コロナがもたらした「時間の概念革命」は、移動だけでなく「情報の発し方」についても非常にシビアな価値観を突きつけている。

 

"それでもなお価値のある"コンテンツだけが生き残ることになるだろう。

どんどんお手軽になり、無限のように増えるコンテンツの世界だが、勝ち残っていくのは並大抵ではなさそうだ。

けれど「いいものだけが遺ってゆく」のは今も昔もそう変わらない。

 "超競争"の世界に見えるwebは、実のところ「玉石混交」をただ加速させているだけなのかもしれない。

いいもの(3)

*[ベストバイ]ラスト一ミリのこと。

コジット すきまノズル2

部屋には誰もいないというのに、三日もたてば、すぐにホコリが溜まる。

自分の机が透明なガラステーブルなことも手伝って、非常に気になる。

見えなければいいのに、と思うがホコリが目立つ場所で仕事をしたり、酒を飲んだりしているとどうにも落ち着かない。

これも貧乏性か。

そこで掃除機の細いノズルでシューシューやるのだが、フローリングやガラスにはどうも馴染まない。

何か雑巾がけ以外にいい方法はないかなぁとここ数年思いながらいたのだが、いいものに出会った。

掃除機の先端がブラシになっただけでこれほどいろんな場所が掃除できるとは思わなかった。

スイスイ。

もはやホコリ取りが楽しい。

 

何ごとも「お客様と接する最後の一ミリの感触」がこれほど大事なのだと気づかされた次第。

なにそれ。

いいもの(2)

*[ベストバイ]超振動。

パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ ピンク EW-DL36-P

昔は歯医者になかなか行かなかったのに、一度きれいにしてみると今度はそれをキープしたくなる。

これも貧乏性の一種か。

それはともかく。

この10年ほど、電動歯ブラシをいろいろと試してきたが、なかなか「これっ」てのには出くわさなかった。

まあまあの製品はあったけどBRAUNとかPHILIPSのは替ブラシの持ちが異常に悪く、また一本700円以上という恐ろしい値段。

使い続けながら精神衛生上よくない状態だった。

アメリカ製はとにかく「動きがガサツ」で、すぐに口の中が怪我してしまう一方で日本製は安いが振動の弱い物が多かった。

日本人の家電は日本製で、と念じて買ったら当たりに出会った。

 

なんというか振動の"きめ細かさ"が抜群。

力も強くて、なんというか日本人の口腔にバッチリ合っていると思う。

老人ホームのケアにもとてもいいのではないだろうか。

これに比べると外国製のは「口の中の異物感」があれほど強かったのにあらためて気づいたり。

できればこのシリーズが廃盤になりませんように。

 

いいもの(1)

*[ベストバイ]貧乏性から解放。

【第2世代】Anker Soundcore Boost Bluetooth スピーカー 高音質 20W出力 大音量 防水 重低音 IPX7

 

昔はブランド物とか、豪華な物とか高額な物を買うと高揚感を感じたものだが、いつの頃からかそういった情動がなくなってしまった。

むしろ高額な物を買うとき(会社とか不動産とか)には、ある種の「鬱さ」を感じるようになってしまった。

もう「所有するよろこび」よりも「持ち続ける努力」の煩わしさが勝ってしまっているのだ。

典型的な老化現象である。

笑うしかない。

それはともかく。

適切な値段で期待以上の物を手にすると無上に嬉しい。

典型的な貧乏性である。

笑うしかない。

それもともかく。

 

コロナのおかげで無料webセミナー、百花繚乱。

これまでわざわざ主要駅まで出向いて受けていた、それも有料のセミナーの時代ははるか昔にも思えてしまう。

webの進化がホームページだけでなく、ここまで「知の無償化」を進めてしまうことは最近思い知った、重い事実てある。

なんやそれ。

そこでセミナーを風呂場で聞けてしまういいスピーカーを見つけました。

音楽を聞いても低音が心地よく。

値段も高すぎず。

オーバースペックでもなく、風呂場ではこれで十分。

そして何より20時間もつというバッテリーが素晴らしい。

電池の残りを気にしてチマチマと充電に走る自分の貧乏くさかったこと。

一つ、嫌だった自分がいなくなった。

決算(3)

*[次の世代に]損益も考える。

その日1日に起きたことの「プラスマイナス」を記録して、ひと月と一年にまとめてみる。

自分にとって大事なこと(ソフト)とか、できていないこととか悪い習慣、何かが見えてくるといいね、という話しのつづき。

自分なりの基準で「独自のバランスシート」を作ってみると面白いのではないだろうか。

他人と比べる必要などない。

 そして一年分の記録が溜まったら、損益計算をしてみたい。

一年を通してプラスになっていればいいけれど、一年で決着できないこともあるだろう。

企業の世界では、どうも「あまりに長期の投資」は歓迎されない風があるけれど、自分だけの決算だから、うんと長い長期投資があっても構わない。

 

自分の"株主"は、まあ100%自分だと思うけれど、家族とか友人とか仕事関係とかの関係者は数多いので、そういうことにも配慮が必要だろう。

つまり自分の財務諸表には、関わり合う「周囲の人のこと」も項目として入ってくることになるだろう。

「家族やパートナーの健康を」というのは立派な重要項目だ。

 

自分にとって大事なものは「広ーく何だろう」ということを記録してみよう、というお話でした。

おしまい。

決算(2)

*[次の世代に]わたしのバランスシート。

昨日、「1日の終わりにその日のいいこと、悪いこと」を記録するという話を書いた。

それを月末にざっと眺める。

まあ日記のようなもん。

そうすると「どうも早起きできていないな」とか「運動不足だな」とか「夜更かし体質になっているぞ」とかいうことが、じんわり分かってくる。

こういう記録をAIがやってくれると非常に有難い。

AIコーチだ。(どんどん学習してダメ出しされるのも困るが)

 

そして月次のデータを集めれば本物の決算である。

そうすると、左側の資産には何があるのか。

右側の資本と負債には何があるのか。が分かってくるだろう。

自分にとっての資産だから、本物のお金である必要などない。

友人関係が増えていれば資産かもしれない。

良いパートナーが見つかれば資産だろう。

健康はかなりの資産だ。

 

反対に病気は負債である。

慢性病なら「固定負債」で解消には時間がかかるだろう。

 よく「体は資本」なんて言うが、やはり資本だろうか。

それとも「気力とか元気」が資本のような気もするがどうだろう。

 

いろんな財産の動きを記すバランスシートは、自分なら好きにアレンジして構わない。

有形無形の楽しいこと、やりたいことや、困ったことを記録してみてはどうだろうか。

 

決算(1)

*[次の世代に]日次決算。

経営者の成績表は財務諸表だといわれる。

財務に聡い経営者は月次や日次で決算している人もいるくらいだ。

「決算」という区切りを作って、その間の所業を〆てみるという、実に厳しい制度である。(汗)

それはともかく。

年末には「今年の総決算」なんて言うけれど、それを少し応用して「自分の日次決算」というのはどうだろう。 

 コロナ禍の中、お店が空いてないので部屋のみをしながらの夜に。

ちょっとだけ考えてみるのだ。

今日1日の自分ってどうだったか。

日々、自分の周囲ではいろんな事が起こるけれど、まあ外のことはともかく。

自分自身は「今日の朝と比べて少しは賢くなれたかどうか」と思ってみる。

・よかったこと(散歩した。筋トレした。本を半分読んだ。)

・わるかったこと(朝寝した。日本酒飲んだ。洗濯できず。)

 

よかったことはバランスシートの左側へ。

負債は右へ。

そして日次のデータは月次へ移行すると、何となく自分の習慣が分かってくる。

大体自分の「いいこととわるいこと」が見えてくるのだ。

(つづく)

 

 

変わる空気

*[ウェブ進化論]これからの目線。

社会人になりたてのころ「営業」という言葉が「ご提案」という表現に変わった。

それまでは「営業(商談)でうかがいました」と言っていたのが「ご提案にまいりました」となった。

「そうか。自分たちは提案にきているのか、なるほど」と思ったものだった。

それから数年すると、今度は「ソリューション」という言葉が流行りはじめた。

今度は「提案」から「解決」へと表現され出したわけだ。

ソリューション、は今でも使われている表現だが、まだ対象となる相手は「(あなたの)会社」である。

それが最近は変わりはじめていると思う。 

特にコロナの騒動はまだ収まらず、余計にそんなことを感じさせるのだ。

 

こうしてこの30年のニュアンスを比べてみると明らかに違う風を感じるのは、「考える対象が"会社"ではなく"社会"」になってきていると思う。

それまでが「顧客企業」という明確なターゲットだったのが、もうそれはかなりダサい感じだ。

問題なのは、今の規制とか、性悪説に乗っ取ったルールとか、株主ばかりの優遇とか、「自分周辺の利益」ばかりを考える体質だったのだと思う。

でもそれは仕方なかった。

昔は、みんなまだまだ貧乏だったから。

そんな空気がゴロッと変わり始めている。

一番敏感なのは二十代までの若者だろう。

鈍いのは四十代以上の人たちだと思う。

新しい時代の空気を感じながら、新しいことを考えたいと思う。

 

 

発想の構え

*[ウェブ進化論]社会に挑む、くらい。

なにか"世の中の矛盾"を感じたら「それがなぜか」を考えてみる。

そして何か新しい事業モデルを考えるのなら、できればうんと新しいものを考えたい。

 

例えば。

コストが膨れる一方の福祉や医療業界で、「国の保険に頼らない」そんなモデルを探してみるとか。

端から「そんなものできやしない」という位のテーマにチャレンジしたいものだ。

医療や福祉の業界を見ていて、その窮屈さにはため息が出る。
政府が管掌する「保険ありき」なので、その言いなりになるしかない、という構造になってしまっている。

本来の医療や福祉は一体どこへ行ってしまったのか?と聞きたくなるが、事業者には事業者の辛い事情があるのだ。

そこでだ。

「だからどんな新しい仕組みが考えられるのか」という問いが生まれる。

結果的に、もし保険の使用がゼロにまではならなくとも、半分いや3分の1にでもなったら画期的な成果と言って良いだろう。

そんな風に世の中を眺めてみて、もう「出来上がってしまったように見える課題」を相           手と見てみれば、新しい事業はいくらでもありそうだ。

 

できればそんな目線で考えたい。