藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

民主、小沢代表公設秘書、起訴。


最近の政治は金集めが大変だ、とは聞いていたものの。


報道によると、政治資金の公開、を逆手に取ったように粉飾が行われていたらしい。
どうにも規制すれば「ますます水面下に潜る」悪の構図に見えてしかたがなく。
それにしてもパーティ収入21億円とはド外れた権力ぶりだ。


悪の構図、というよりもそもそも政治に必要な金の供給方法について考え直さないと、どうしたって「権力を握る側」と「恩恵に与りたい側」の癒着は必須だ。
金持ちしか政治家になれない、というのもヘンだし、政治の構造、というか「政治家の構造」についても今の時代、いよいよ考え直す時代だろうか。


政治家の本分とかけ離れた話題で、政治家自身が疲弊するのも辛いだろう。
核融合技術の発展を志して原子力発電所に勤務し、結果住民対策に疲弊したというように、日本を変えるのだ、という意気込みで政治家になってみれば、まずは選挙資金のことばかり、ではやるせない。


ウルトラCの解決はなかろうが、それにしても繰り返す不正事件にはウンザリ。
第一カッコ悪い。
後の世代に何と言って言い訳するのかと考えると、つくづく情けない思いがする。


21世紀は「ネットの世紀」とも言えようが、文化的には「政治」とか「貧困」ということにメスが入るのでは、とふと思う。
これまではチェックのしようもなく、また膨大すぎる「量」に対しての統制も出来なかった。

ネットは「透明な治世」とか「富の均等化」とか、そんなところに最終的に威力を発揮するのではないか。


ぜひ、そうありたいと思う。