藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

デジタル丸乗りの時代に

*[ウェブ進化論]生活のすべてを任せられるか。
JALの登場システムが不具合を起こし、34便が欠航したという。
サイバーテロ、と自分たちは口にはするが、いよいよ実際にコンピューターの不具合が「テロ化」する時代になってきた。
今回は搭乗手続きとかの「間接業務」だからまだ大事には至っていないけれど、これが「運行システムの制御」とか「自動運転システム」の不具合だったら、即人命に関わることになる。
コンピューターの役割は、いよいよ「生命に直接触れる部分」になっている。
自動運転の車や列車や航空機が暴走したら、対策は取りにくい。
「アナログでなんとか代替策が取れた時代」からいよいよ「完全にコンピューターまかせ」の時代に入りつつある。
 
もしシステムに不具合が起きた場合に「アナログで代替ができない」時代に入ったのだ。
現金が使えないお店で、電子マネーの決済が出来なければ商いは成立しない。
今は、ただひたすらに「便利に、簡単に、デジタルに」という流れだけれど、いよいよ「デジタルの信頼性」ということが議論される時代に入ったのだと思う。
 
「顔認証」で拒否されたら、身動きできない時代が来るかもしれないのだ。
その頃、「人の手続き」はなくなってしまっているだろう。
 

JAL搭乗システムに不具合。自動チェックインできず34便が欠航

2019.05.08
by gyouza(まぐまぐ編集部)
日本航空JAL)は8日、同日午前6時50分ごろから、全国の空港で旅客のチェックインや搭乗システムに不具合が発生したと発表した。同日午前8時45分には復旧したが、この影響により14時までに34便が欠航。2830人に影響が出たという。障害発生当時、搭乗手続きが空港のカウンターでのみ受け付けていたため、手続きに時間がかかり、航空機の運航に遅れなどが出たという。なお、障害が発生したのは、旅客システムのサーバと各空港の端末を通信・制御するシステムだとしている。(随時更新)
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。