藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

総・テクノロジー企業化(2)

 *[ウェブ進化論]オープン・フードの街。

昨日、サービスや小売業の零細店がいよいよ「データ(共有)企業」を標榜するようになるという話を書いていたら、

大事なことを忘れていた。お店のソフト(商品)の共有化のこと。

居酒屋ならば仕入れとメニューだ。

今でも仲のよいお店同士ではレシピの交換などをしているけれど。

もっともっとオープンなやつ。

和洋中、それこそすごい数の小さなお店があるから、いっそすべてを共有する。 

気が向けば共同で仕入れをしてもいいだろう。

人気メニューは垣根を取り払って、みんなで共有するのもいい。

もつ焼き屋さんに美味しい餃子があってもいい。

現に締めのカレーが人気の和食屋なんてのもある。

 

でそうすることで何がいいって「街全体」のレベルがアップすることだ。

それぞれの店の看板メニューがあり、街の人気商品もあり、予約状況も分かれば自分なら「その街」に通うだろう。今でも人気の街というのは「いいお店が集まる雰囲気」があるが、それを科学的に進めていけば「これからの町おこし」の策としては有望ではないだろうか。

逆に「賃料を取るために大手チェーンしか入れない」なんて街は急速に魅力をなくすに違いない。

地元のシャッター商店街に一度相談してみようと思います。