*[ウェブ進化論]オープン・フードの街。
昨日、サービスや小売業の零細店がいよいよ「データ(共有)企業」を標榜するようになるという話を書いていたら、
大事なことを忘れていた。お店のソフト(商品)の共有化のこと。
居酒屋ならば仕入れとメニューだ。
今でも仲のよいお店同士ではレシピの交換などをしているけれど。
もっともっとオープンなやつ。
和洋中、それこそすごい数の小さなお店があるから、いっそすべてを共有する。
気が向けば共同で仕入れをしてもいいだろう。
人気メニューは垣根を取り払って、みんなで共有するのもいい。
もつ焼き屋さんに美味しい餃子があってもいい。
現に締めのカレーが人気の和食屋なんてのもある。
でそうすることで何がいいって「街全体」のレベルがアップすることだ。
それぞれの店の看板メニューがあり、街の人気商品もあり、予約状況も分かれば自分なら「その街」に通うだろう。今でも人気の街というのは「いいお店が集まる雰囲気」があるが、それを科学的に進めていけば「これからの町おこし」の策としては有望ではないだろうか。
逆に「賃料を取るために大手チェーンしか入れない」なんて街は急速に魅力をなくすに違いない。
地元のシャッター商店街に一度相談してみようと思います。