藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

これからの時間

*[次の世代に]吸血時間。

過去にチャレンジして失敗したことに後悔はないが、チャレンジせずに過ぎた後悔はいくつもある。

またそれとは別に「確実にやめておけば良かった」という経験を考えてみると「熱中せずに過ごした時間」がそれだ。

ただいたずらに時間を過ごしたパチンコ店とかゲーセンとか麻雀とか。

そんなに遊びたかったのかといえばそうでもなく。

ただ「他に熱中できるものが見つけられなかっただけ」のことだ。

若いって痛い。

 

けれど、思えば世の中にはこういう「ただ時間を使わせるもの」が溢れている。

だから"何か新しいこと"に手を染める場合、「これは俺の時間をただ吸い取るモノではないのか?」とちょっと疑ってみるくらいがちょうどいいと思う。

たまたま誘われたゴルフとか飲み会とか。

たまたましてる仕事だってそうかもしれない。

「他人と過ごす時間」は無意識に過ぎていることが多いが、それだけ「お互いの時間」が削り取られているということでもあるだろう。

時間にあまりケチケチするのも世知辛いけれど、「あっという間に老人になった」という先輩たちの発言は意識しておいた方がいい。

 

くれぐれも"時間の吸血鬼"には気をつけよう。