藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

逆回転

*[ウェブ進化論]一周まわる国。

令和に入って3年が経つ。

自分は密かに、令和のキーワードは「一周まわろう」に違いないと思っている。

自分は昭和生まれなのでそんな変化を肌で感じる。

稼ぐことが目的だった時代から、「そういうこと」が面白い時代ではなくなった。

"経済成長"という政治家の言葉が陳腐に聞こえる。

けれど60年代のように権力闘争をするような必要も感じない。

 

そして一方、今のZ世代(30歳以下)は「社会性」が格段に強くなっていると思う。

まもなく高齢化率(65歳以上)は30%を迎え、その後35年かけて2060年には40%にまで上昇するが、これも「一周まわって」の典型だろう。

世界で誰も経験したことのない「最先端の社会現象」に自分たちは突っ込んでいくのだ。

面白いと思いませんか?

そしてその一つの 主役がZ世代以降にあると思っている。

 

「公助」といわれる行政のサポートが、超高齢化の中では財政的に保たないことは、毎日のように報道されている。

そこで颯爽と社会を救うのがZ世代で、彼らはボランティアとか「共助」といわれる助け合いとかいうことに躊躇がない。

なぜなら「稼ぐ」という頸木(くびき)から開放されているからだ。

 

あの人はお金を稼ぐのが目的らしいわよ、といわれる時代がもうすぐに来るだろう。