藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

過渡期の混乱(1)

*[ウェブ進化論]フルデジタルへの過渡期。
DXが叫ばれて久しいけれど、中高年の抵抗はいまだに続く。
最近営業の現場に戻って、自分もその抵抗勢力の一人だということに気づいた。(嘆)
その昔は電子手帳などを積極的に使い、割合「現場のデジタル化」には前向きなつもりだったのだけれど。
しばらくIT業界の現場を離れて戻ってみると「部分デジタル」ではなく「フルデジタルの時代」になるのだな、ということを実感した。
「なんとなくアナログも」ということが許されていた時代から許されない時代になるような気がする。

 

50代以上はまだアナログツールや媒体を好む人が多いが40代が分水嶺だろう。

それより下の世代の人たちは「50代以上の人と触れ合う時」以外はもう紙を使わなくなっている印象だ。

いつの間には契約書もデジタルになっているし、よほど偽造されては困る高額品など以外は一気にデジタルにしてしまう方が勢いがあっていいと思う。

 
ところが一方、アナログの巻き返しも噂されている。
デジタルマーケティングでは受注率がどうしても落ちてしまうという業界はまだ多いらしい。
なので大事な場面での「訪問営業」というがまた見直されたりして決して無くなってはいない。
 
今はきっとアナログと併用する「モザイクデジタル」の時代からいよいよ「フルデジタル」の時代へと移行する過渡期なのだ。

 

次のデジタルの波は、きっとすごいことになるだろう。

根こそぎ、になるのではないだろうか。