藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

こなす重視

*[ウェブ進化論]読書法。

最近試して見て分かったことなのだが、みなさんは読書をするときに「速度」を意識したことはあるだろうか。

自分は元来、あまり読書のスピーとば早い方ではなく、むしろ遅い。

少し難しい箇所に差し掛かると、途端にスピードが落ちて「何回か読み返す」ということがよくある。

なので難解な本はものすごく進みが悪い。

 

最近仕事でセキュリティとか福祉とか、決まったテーマの本を短期間で読まねばならないことがあるのだが、ここ一年で気づいたことがある。

それは気合。(なにそれ)

 

読書というのはどこか自分で「楽しんで読む」という感覚が存在する。

それがビジネス書であれ、小説であれ、何かのマニュアルであれ、だ。

それを、まるで「試験問題のような気持ち」で読めば、速度はかなり上がるということに気がついたのだ。

 

「これからはこの300ページを五時間で読むのだ」と自分に言い聞かせる。

つまり一ページ一分程度の覚悟で読まないと消化できないことになる。

焦るとそればかりが気になって、内容の理解が疎かになるということを恐れながら、それでも「スピードありき」を気にしながら読むというのは効果があることを発見した。

 

そしてしかし、この読書法は致命的に「内容を愉しむ余裕がない」ということにも気づく。

 

本当は色々と共感しながらゆっくりがいいのだけれど。