藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

メンタルの段階

*[ウェブ進化論]自分のアップデート。

コンピューターはもうずい分前から「リリースされてからもアップデートが続く」ということが常識になってしまった。

その昔はというと「一旦正式に購入した製品を後から修正するとは何事か」と自分たちも思っていた。

 

いわゆるハードウェアの感覚でいたのだ。

それがバグだらけでリリースされてまさに「泥縄式」に修正されたり、また便利な機能拡張があったりと、いつの間にか「完全な完成品を購入する」という感覚は無くなってしまった。

ソフトウェアの魔性と言っていいだろう。

(今の若い人にはそんな感覚すらないと思う)

それはともかく。

 

自分たちの体は生誕期から成長期、そして緩やかに老いていく。

身体というハードだけ見ても、段階とともに必要なメンテナンスが増えていく。

運動を心がけましょうとか、健康のための習慣とか。

 

そして精神面は幼児期からどんどんと、まるでソフトのバージョンアップのように変化していくものだ。

身体のケアと同様、自分のメンタルについても「今の状態とこれから」に注目してメンテナンスする必要があるのではないだろうか。

「学校で学ぶ」とか「就職する」とか「恋愛する」とか「家族を持つ(あるいは持たない)」とか。

 

ただ社会の仕組みの流れにいるだけでは文字通り「流されている」状態でしかない。

そして突然起こるいろんな出来事に、いちいち驚いて狼狽していては後手に回ってしまうばかりである。

 

そろそろ働き盛りだ、とかそろそろリタイヤ世代だ、とかいよいよ老後だ、などと自分のメンタルを切り替えていくことが必要ではないだろうか。