藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

直球の時代

*[ウェブ進化論]とりあえずのない時代。

とりあえず大学に行く、とかとりあえず就職する、ということがまあ当たり前だった時代がある。

さらには「とりあえず結婚する」とか「とりあえず家庭を持つ」とか。

そしてその"とりあえず"がずっと続いて定年を迎えた、というのが昭和のモデルだった。

 

いまは昔。

これからは「とりあえず」ではなくなっている。

まっしぐらに「何か」へ向かうのが当たり前になるのだろう。

ただ「いたずらに海外を放浪する」というのではなく、海外にいながら「何かを探す」ということがスタイルになりそうだ。

 

何も考えずにただ身体を動かす、というのでは時代のスピードが早すぎてあっという間に時間が経ってしまう。

これまでのような「ただ働く」という行為がなくなり、働くにしても奉仕するにしても「意味のあること」を自分たちは探すようになるのに違いない。

 

お金を稼ぐのかかどうかとか、という指標が薄れて「自分にとって意味のあることかどうか」ということが行動の動機になるのだろう。

 

若い人たちにもぜひ「働くことの理由」を考えてから行動してもらいたい。

「意味の分からない仕事で稼ぐこと」が当たり前でなくなる時代になっている。

 

さて「何のために自分の時間を使うのか」を改めて考えてもらいたい。