藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

*[ウェブ進化論]身内の触媒。

先日、家族が世話になっているご夫婦と初めて会う機会があった時のこと。

こちらは初めてゆえ、先方の仕事のことやら趣味だの日常の様子だのを聞いていると、「私も言いたいことがあるけど」とか「実は色々悩んでいる」とか「もっと趣味の時間が欲しい」とかプライベートの本音みたいなものがたくさん出てきて驚いた。

驚いたのはその中身のことではない。

自分たちは案外、親しい人とは本音で話さないということを知らされたのだ。

特に夫婦とかパートナーなど、一番濃い関係のはずの身内とそうなりやすい。

反対に友人とか、ちょっとした知り合いなどには案外気遣って本音でアドバイスしたりしているのに、である。

 

さらにこれも先日、友人の息子さんと初めて一緒に会う機会があり、これも色々と話していると「そろそろパートナーが欲しいと思っている」とポロっと発した一言に「本当か! お前!そんな気があったのか!!」と驚きながらも嬉しそうな様子だった。

親子も然りである。

 

こうした「第三者を介しての本音のやり取り」は触媒のようなもので、時々は意識してそういう機会を作るといいのでは、と感じた。

親しき中にも本音あり、ということだろう。