藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

悩みの射程(3)

*[ウェブ進化論]2、3年のこと先から。

地球や、まして宇宙の今後の話は面白くて壮大だけれど「自分の悩む対象」ではない。

だって先の話過ぎるもの。

そして60、70歳の大人になっても「20年、30年先」というのはあまり想像できないものなのだ、という話の続き。

 

いい大人が自分の十年以上先を想像しにくいのなら、若い人ならそんな傾向は「もっと当たり前」なはずである。

何しろ選択肢が限りなく沢山あるのだから。

選択肢の少ない老人ですら悩んでいるのだ。

人生は誰もが初体験である。

 

なので若者はあまり「先行きのこと」とか「成れの果てのこと」を気にせずに、むしろ「自分の気が向くこと」というものを大事にしていくことが大事だと思う。

世間の大人が言う「正しい選択」とか「真っ当な過ごし方」にこだわる必要はないだろう。

 

自分たちの世代はどちらかと言うと、そうした"常識"を優先してきて「果たしてあれでよかったのかなぁ」と思っている世代なので、ぜひ参考にして欲しいと思う。

そして60歳前後にして、圧倒的に輝いているのは「自分のやりたいことを選択してきた人たち」なのだということも書いておこう。

 

何しろそういう人たちには"後悔"がないのだ。

そして、流されてきた人たちの顔には後悔がにじんでいることもある。

 

まずは「ここ二、三年のこと」を最優先に考えてはどうだろうか。