藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

絶対に成功するコツ。


例えば食べ物屋さん。必ず流行らせてみせる。
なぜなら。


美味しいもの、を適度な値段で提供し、嬉しく客を迎える。
店を清潔にしておけば、絶対に流行る。(断)


別に一等地にある必要はない。少しずつでも認知されていけば、必ずリピーターは訪れる。
食べ物屋とはそういうものなのだと、ユーザーの立場から申し上げたい。

大抵の人が「行きつけ」のお店は片手で足りる、と言われているらしいが、さもありなん。

「そういう目」で見ると、折角訪問したのにかかわらず「味、値段、もてなし」が「並以下」で、自動的に「二度とは行かない」というリストに入る(というか忘れてしまう)店のほうがずっと多い。、ということには店主やオーナーはもっと注意を向けるべきである。


適正価格で、いい味のものを笑顔で出し続けること、というのは最初の三ヶ月、一年と続けていければ必ず固定客は増えるのに、と思う勿体無い店も多い。
そんな店ほど、客からの「事情聴取能力」も高くない。
みな、人のことならともかく、自分のこと、となると不器用なのである。


インスタントにならぬこと


もし、自分には人に美味しいもの、を作る能力がない場合はどうするか?
その場合は営業開始を見合わせなければならない。

人を雇ってまで商いをしようとしてはならない。

あざとい考えは、特に食べ物屋にはなじまない、と思う。

自らが、人様が食して少しでも美味しい、と感じるものを自分で作り出すのが成功の要諦である。

なに、難しくはない。多くの人は母親の手料理を旨い、という感覚があるだろう。
多くの母親は実は料理の達人ではない。


ほぼすべて、と言えるくらい料理人は男性の割合が突出している。
大事なのは気持ちなのだ。
だから、自分には、目玉焼き以上のスキルはないが、きちんと流行る店が開けるに違いない、と思っている。


まあこれは客として夜な夜な飲み屋を徘徊する、客の立場から愚痴を発する自分の妄言である。


しかし酔った頭ながら本気である。
自分はついに、いつしか食べ物屋さんを始めるのかも知れない。


結局は愛情の問題、あるいは
「熱中」の問題ということだろうか。