藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

祭りのあと

*[次の世代に]場所に頼らず。
思えばなぜか争うように熱に浮かされ。
都心の高額な家賃のオフィスに入るのが常識になっていた。
飲食店もしかりだ。
何十年も続いた「都心フィーバー」だったと思う。
 
そんな地主だけが儲かるしくみで働くのではなく、
場所が悪くてもいかに「お客さんが来たくなるモノ」を開発するかということに専心したほうが、方向としてはよほど正しい。
この度のコロナ騒動を機に、特に経営の苦しい飲食店などは「あえて場所の悪い場所」に移転してやり直すということを考えても良いのではないだろうか。
つまり立地だけで勝負するだけでは能がないとも言える。
 
また地代は"売り上げ三日分"が相場と言うけれど、いたずらに高い都会の家賃を、お客が正しく行動することで沈静化させる良い機会だとも思う。
家賃もサービスも適正で行きましょう。