藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ウェブ進化論

技術注視。

「テクノロジーが発達しても幸福感がないのはなぜか」という問いは深刻だ。 つまり「自分たちが何に幸福感を感じているのか」ということを問い直さねばならない。 労働者の生産性を上げるテクノロジーが必要ですが、現在は労働者の生産性を上げるよりも、新…

いつか来る未来。

記録的な猛暑が続き。 でも今日あたりはもう「秋の空気」だったのは単に季節がズレてきているだけという気もする。 「人間活動が季節を変えたのか?」と議論も喧しいが、 人工知能が発達してまずやらねばならないのがこうした「地球」とか「太陽系」の予測だ…

デリゲーション。

AIは人知を超え、知能爆発を起こす。かどうかはともかく。 電卓以降、コンピューターが「人以上の力」を発揮するのは疑いがない。 近年、「HRテクノロジー」として、この技術を人事領域に応用することへの期待が高まっています。 人工知能研究の第一人者であ…

信用こそワタシ。

10年ほど前に「知らない人に会う前にその人をググってから」というのが流行っていた。 そもそも検索して出てこない人は旧人物、というわけだ。 ネットは醜聞も広がりやすいが、少なくとも「確かなレーティング」はどんどん進む。 今は金融機関が持っている「…

頼もしい相棒に。

ここ数年で「膨大な知識を重ねて特徴を見抜く」ということではAIが完全に人を凌駕した。 これからもそういう分野ではどんどん導入されて、恐ろしくレベルアップするだろう。 シンギュラリティがどうのという前に、これから5年くらいは人の業務の「AIへの置き…

すでに実用レベル

米アップルに3年弱務めた中国籍の人物が逮捕されたという。 容疑は「自動運転の技術の持ち出し」だという。 自分はかねてから「自動運転車はそろそろ"時速30キロ以下"で街中を走らせてはどうだろう」と思っている。 レベル2と言われる車に乗せてもらってこと…

amazon goの先。

ネット販売ならある程度「オススメです」というのは仕方ない。 リアルはそれに近づく。 それだけではなく、店内での購買前行動もデータとして蓄積されます。 例えば菓子売り場で煎餅とアメを比較した場合、その客にとって煎餅と競合するのはアメだというデー…

遥かなる経験値の声、に抗う。

ネット上だけではなく、もうリアル店舗や街中の移動中でも「常にデジタル情報」からは逃れられない時代になりつつある。 で、例えばスーパーで「今日はお鍋はいかがですか?最近野菜不足ですね」くらいのメッセージはいいとしても。 これがもっともッと、もー…

世話女房。

もう近々、デジタルから離れては「生活が完全に成り立たなくなる」時代が来るのに違いない。 街角のカメラとかはともかく、「お金の流れ」が完全にデジタル化すると、もう「散歩」とか「「昼寝」とか以外の行動は「どこかの提供者」に必ず把握されてしまう。…

妬みのわけ。

光あるところに影がある。 「サスケ」ではないが、全くその通り。 IT技術が進み、普及するにつれて「脅威」も高まる。 "盗む"というアイデアは、これまでの歴史では無くならなかった。 この先「貧困」が克服されてもこの「光と影」はずっと続くのが人の社会…

技術革新の中で。

自分たち一般市民の日常でさえ「技術革新」の波を受けて揺れている。 これが「技術メーカー」にしてみれば、まさに荒波に揉まれているような感覚ではないだろうか。 AI、半導体、ビッグデータ。 産業界は振り回されている。 ちょっとした「テクノロジー祭り…

友だち疲れ。

webに詳しい友人に聞くと、最近facebookのユーザー数というか「使う頻度」が急落しているのだという。 なぜ?と聞くと「ユーザーが飽きたのではないか」とのことだった。 そうだろうか。 自分は使い始めてから早くに、遠ざかってしまったユーザーだが… 自分が…

本質を見る力。

airbnbで登録されていた日本の部屋の"8割"が降りたらしい。 「年間3650万室が消えた」というのは軽くはない問題だと思う。 空室とか空車とか、手持ち無沙汰とか。 「空き」をITを使っていかにシェアするか? という根本的なことに「既存勢力」がいつまで抗え…

集約する便利。

中国・アリババ傘下の金融会社がいよいよアジアを席巻するのではないか、という記事。 日本でも2000年以降、金融ビッグバンなどと言って「国際化」「ボーダレス化」がずっと言われてきたけれど、そういうのが本当に進むのはこれからなのではないだろうか。 …

出口が見えていますか?

パナソニック、伝説のシリアルイノベーター大嶋さんの記事より。 その際重要になってくるのが出口戦略です。 入口のイノベーションは、時期はいつでもいいんです。 偶然生まれるから、タイミングというものはない。でも、出口はタイミングが大事です。 早く…

事業を育てるフェーズについて考える。

パナソニック、伝説のシリアルイノベーター大嶋さんの記事より。 でも実際に事業化するには、3年を1クールとするならば、3クール必要です。 石川:どういうことでしょうか?大嶋:最初の1クールでは「ゼロからイチ」を生み出し、次は「イチから10」をやり、3ク…

丁稚奉公からCEOまで。

松下翁が、「そういうこと」を全てあらかじめご存知で作ったのが"無線研"という革命組織だったら、もう天才的と言うしかないけれど。 「研究と販売」という両極端の業務を一人で経験する試み、というのは今の企業にとっても十分過ぎるほど大事なことだ。 何…

"流行りの思考"にならないこと。

パナソニックで伝説のシリアル・イノベーター(こうなるともう「革命家」だ)の大嶋光昭氏のインタビュー記事より。 (是非ご一読を。下に引用しています。) のっけから正反対の衝撃。 石川:では、ディスラプティブな人はどこから考え始めるかというと、「いま…

"流行りの思考"にならないこと。

パナソニックで伝説のシリアル・イノベーター(こうなるともう「革命家」だ)の大嶋光昭氏のインタビュー記事より。 (是非ご一読を。下に引用しています。) のっけから正反対の衝撃。 石川:では、ディスラプティブな人はどこから考え始めるかというと、「いま…

日本にシリコンバレー。

CEOのベゾス氏が、あまりマスコミに阿(おもね)らないからだろうか、アマゾンのサービスには驚かされる。 どこか荒唐無稽で、どこか不完全なのだが「突き進むスピードと視野の広さ」は恐ろしいものがある。 世界最大のクラウドを作ったと思えば、たちまち「起…

もっとウェブ進化。

インターネットが普及しだして(20年前)、どんどん「あらゆる時間差」がなくなり、もうそれもかなり極まったかな、と思っていた。 というかここ20年、ずっと「もう今が最新の進化ではないか」と思っていたが、常に予想は覆された。 VRが出てきて「いよいよこ…

実は人は作れるのではないか

結局AIという名称の「コンピューター人称」が登場してからは表現が便利になったと思う。 それってまるで「人間に対して"知性とは何か?"を問うている。 今の論調は「人vsAI」と言った視点が主流だが、これはそのまま「人対知性とは何か」という話に置き換わる…

本当のコンビニエンス。

コンビニのコピー機やATMが多機能化しているな、とは思っていた。 客先に着く少し前に、USBに保存しておいた資料をプリントして持参する、なんてのはかなり便利だ。一方自宅のブリンターはかなり不格好。 何よりも場所をとる。 今や印刷するものだって限られ…

どこまでが自分らしさか。

人工知能がどんどん進化して人を超えるという。 もうすでに超えている部分もあるがそういう部分ではなく。 人の情緒とか、「勘」とか「直感」とか。 ひらめきとかアイデアとか嗜好とか。 そんなものをもコンピューターが真似てくるという。 さもありなん。 …

デジタルマネーの破壊力。

金融関係のアプリを先取りしたfintechが、特に新興国では圧倒的に浸透している。 中国の沿岸都市は変貌著しいらしく、また小国ほどシステムの乗り換えが簡単で浸透しやすいらしい。 口座の開設だ、本人確認だ、振り込み手数料だ、と言っている間に「関係なく…

量がくれるもの。

デスクトップ版Amazon Music(Windows) [ダウンロード]出版社/メーカー: Amazon Digital Services, Inc発売日: 2015/08/26メディア: Software Downloadこの商品を含むブログ (2件) を見るカセットとかCDとか、昭和のメディアを知っている人ならお気に入りの音…

NHKの可能性。

自宅マンション前に張り付くNHK集金スタッフを目撃。 そもそも公共(国営)放送はどうなるべきだろうか。 裁判では、受信料が認められたとかいうが、今の時代、「テレビ放送そのもの」が変質していないだろうか。 民放も広告収入が激減し、ラジオも新聞も同様…

人間に優位性はあるか?

GIGAZINEより。 ヨシュア・ベンジオ氏は「『現実世界の完璧なモデル』と学習により得られた『推測ベースのモデル』には大きな開きがある」と述べており、「不確実要素」が無数に存在する問題に対して、「自己学習」で全ての情報を得ることは難しく、まだ多く…

AIに欠点はあるか?

GIGAZINEより。 皮肉にも。 AIの台頭で、初めて自分との比較とか、そもそも知能ってなんや?ということになってきた。 記事では「AIは学べないこと(例外)に弱い」と指摘されている。 逆に言えば「学べること」では無敵らしい。では自分はどうか。 「今までし…

最後はエゴかも。

コンピューターの処理能力がいよいよ向上し、いよいよ「知性との競争」が話題になっている。 それにしても「知識と知性の差」とは一体なんだろうか。 「知識と知識をつなぎ合わせて、論理的に新しいもの」を作ればそれは「知性」のような気もする。だってだ…