藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

人生に役立つ本

(その九)

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る イタリアの政治思想家、マキャベリは人間の本性はいつの時代もかわることはないと見ていたそうだ。 君主…

(その八)再び、共感力と客観力。そして、離見。

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る 共感力 共感は、「自分の主観を用いた、相手の気持ちの観察の手段だ」という。 相手の立場に身を置いて、…

(その七)

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る第三章「文章で訴える力」をつける、から。 ものごとの本質をつかむ。 そのために「オッカムの剃刀(かみそ…

(その六)情報の扱い方について

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る第三章は「文章で訴える力をつける」。 メモの効用についての指摘。 仏の作家、ポール・ヴァレリーや、ダ…

(その五)宮本常一、登場。

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る民族学者の宮本常一氏は、十五歳で故郷を離れるとき、父親から「見知らぬ土地につたら、高いとこに上がれ…

(その四)思考を省エネするな

考えるとは「具体策を考える」ことだ、と著者は言う。 問題の指摘・批判は、必ず提案・解決策とワンセットでなければならないのだが、それができる人はほとんどいない。 「解決策を考えだすことこしが、自分の能力を開発するということ」。 そのプロセスを省…

自分たちは本当に考えているのか。

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る第二章より。 私たちは日頃ものごとを考えていると漠然と感じている。だが、実は本当に考えてはいないので…

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る まず章立て。 第一章「事実をつかむ力」をつける 第二章「自分で考える習慣」をつける 第三章「文章で訴…

矢部正秋著。

弁護士の仕事術・論理術 (成美文庫)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: 成美堂出版発売日: 2005/10/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (27件) を見る 人生に役立つ本というのは、著者との価値観が合うのか、さして自分と仕事の内容が似通っているとも思えぬ…

自分の体のこと

スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと [ 小田伸午 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > スポーツ > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,728円運動科学―アスリートのサイエンス (京大人気講義シリーズ)作者: 小田伸午出版…

梅田望夫は知っていた

「さあワトソン君。これはどういう構造になっているんだと思う? 実はね…」 鹿撃ち帽にタータンチェックのインバネスコートを羽織り、けものみち人生を疾駆する梅田望夫が見えた。(しゅー) 第四章を読み終えた直後の感想だ。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、い…

梅田望夫のひみつ−そのニ、「連続」の実際。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/11/06メディア: 新書購入: 91人 クリック: 724回この商品を含むブログ (1191件) を見る「ウェブ進化論」のこと、 「ウェブ時代をゆく」のこと…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その9)

8回でレビュー終了。 自分にゃ数はこなせないなあ、と。(嘆)プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見る 《本書からの十訓》 一、…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その8)

プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見るこれでラストまで。 依頼者や交渉相手との「心理的距離のとり方」を総括。 武士同士の…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その7)

自分が影響を受けてきたいくつかの書を通じて、中でも最近感じること。 キーワードは「共感」だ。 共感力、とは誰かが言ってたか。 共感力、とは自分なりには、「我」を捨て、相手の側から者を考え察する能力。 糸川(英夫)理論では「デセンター」(センター…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その6)

どんな名医も自分の身内は診ないという。 家族への手術などはご法度だそうだ。 「感情」はさほどにコントロールが難しい。 自分のことこそ、もっとも自分で理解しにくいのかも知れぬ。 この辺りの話題は、最終的には「武道」に通じていると思う。 というか、…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その5)

プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見る今日は、自分をありのままに見つめることと、 風聞に流されず「意見と事実」を見極める…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その4)

[rakuten:book:11973199:detail] 1.「真に思考する」ということ。 2.「具体的な手順を考える」ということ。 また、 3.「自然は飛躍しない」ということ。したがって 4.「論理(ロジック)を積み重ねることができた物だけが選択肢(オプション)となる」ということ…

プロ弁護士の仕事術 矢部正秋著(その3)

プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見る 引き続く。 この言葉も珠玉、その後ずい分影響を受けている。 やはり色んなことを考え…

プロ弁護士の思考術 矢部正秋著(その2)

プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見る同書の「原理原則」的なポイントを残しておきたい。 できれば原本を一読してもらいたい…

プロ弁護士の思考術 矢部正秋著(その一)

プロ弁護士の思考術 (PHP新書)作者: 矢部正秋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (35件) を見るタイムマシン的に得をする本。 この本に出会い、その後の生活で何割か得をした気がする…