藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

次の世代に

ますコミュニケート、の終焉。

4K8K放送が始まるという。 いつもながらハード主導だが、そこにコンテンツはついてくるだろうか。 ネットサービスの特徴は視聴者に課金し、視聴データに基づいた独自のコンテンツ開発をしているところだ。 つまり「見たいものだけを見る」というオンデマンド…

心の限界の見極め。

個人でも家族でも企業でも国でも。 「不平不満」というのは見苦しい。 それが「相手のせい」「政治のせい」「国のせい」になっている場合は特にだ。 不満があるのなら、自分が何とかすればいい。 できる範囲でいいと思う。(とても出来ないこと、は出来ないっ…

その時代の目線。

介護にまつわる相談を聞いていると、つくづく自分たちは「初めての長生き体験」をしているのだと感じる。 こんなに「認知症」の人が増える時代になったこともない。 こんなに年金支払いが増えたこともない。 こんなに高齢化が進んだこともない。 こんなに少…

自分の責任で。

就活、婚活くらいまではなるほどな、と思ったが。 妊活とか離活とか、そして終活。 死ぬのになんでそんなに活動がいるのか。 何か社会が騒ぎを煽られているなぁと感じるのは自分だけだろうか。 「引き取り手のない遺骨」。 そもそも遺骨とは何か。 「自分の…

自決の誇り。

欧州の友人と話していたら「認知症」に対する印象が根本的に違うことに驚いた。 どうも彼らは認知症を「脳の衰え」と捉え、寿命を全うさせることを尊重するらしい。 最新医療で「徹底的に立ち向かう」日本のスタンスとはえらい違いである。日常生活の継続を…

一人の世界に。

居酒屋の重鎮太田さんの記事より。 結局趣味の問題なのか。 囲碁将棋、ゴルフにカラオケ、スポーツ観戦、アニメに映画、旅行、ギャンブル系。 そして酒。 年をとると「どこにハマらないか」ということは実に重要で、でも全くどれにもハマらないというのもつ…

自分のことを分かること。

日経、三菱ケミカル小林会長のインタビューより。 まず経営論がとても新鮮だ。 事業がこれだけいろいろとあるので、四象限(次世代事業・成長事業・基盤事業・再構築事業)で管理しています。 経営者としての事業の捉え方が、感情的でなく実に分析的だ。 詳…

実は最強。

自分の将来について、漠然と不案を抱かない人はどれほどいるだろう。 自分も「そう言えば…」と考えれば不安なことが先に立つ。 「なにやら楽しいことが起きそうだ」とか「そろそろ仕事がうまくいくかも」なんて感じることはまるでない。 人は不安を先に考え…

価値観は表うら。

IT業界に入ったばかりの30年前のこと。 オフィスにはワープロが入りだした頃でまだ「仕事とパソコンの関係」はなかった。 数年してワープロだけでなく表計算ソフトやデータベースソフトが登場して、ついにウィンドウズが発表されて火がついたのだ。その頃、…

他人にも考えてもらうこと。

学生さんにな「君は何がやりたいの?」と聞いて明確に答えられる人は少ない。 (で答えられる人にはこの記事は意味がないのでここで読み飛ばしてください)とは言いつつ。 教師だって親だって友人だって、会社だって「その人のやりたいこと」を応援したいと思っ…

自分を"バカ"にしない方法。

ほぼ日より。 謙虚は倫理だけじゃなくて、美意識でもあり戦略でもある。 謙虚は確かに失敗しないための戦略だ。 尊大に振舞って自分の浅はかさが露呈してしまうことがあるから。 けれどそれ以外にも。 特に自分の知らない分野のことだったら「とことん謙虚」…

全く新しいものさし。

「この1年で世界の市場の動きを捉える指数がほぼ50万増え、総数は370万種を突破した」という。 「債権市場の指数や、環境、社会、企業統治への取り組みを評価するESG投資のベンチマーク(指標)が急増しているためだ。」 とは言うものの。 指標が多すぎやし…

黄金のサイクル。

AIの日本第一人者、松尾豊氏の記事より。 生き方とか仕事のスタイルとして。 「ある一つのことを突き詰める」というのがある。 徹底的に尖って。 もうできればその辺とか、東京とか、世界とかにも「ここまでやる奴は…」というような道。 何もAIの世界的権威…

経済のど真ん中。

お金というのは実は「共同幻想」である、ということが身近に感じる時代になってきた。 相手に信用がおけるのであれば、「相手の世界の通貨」で決済しても構わない。 その方が価値がある(安い)のであればなおさらだ。現金を発行している政府が信頼できないと…

ベールはどんどん剥がされる。

働く高齢者が807万人を超えたという。 「四人に一人は高齢者」という時代を迎え、高齢者の就業は当たり前のテーマになるのに違いない。 自分はAIの台頭が話題になる中、むしろ若い人の方が職の機会を失い、高齢者の持ち味が出てくるのではないかと思っている…

移民は是か否か

ついに移民の話が日本でも真剣にとりざたされだした。 国会や新聞紙上では結構目にするが、街場ではとんと聞かない。 「コンビニの外国人は優秀だねぇ」といった話ばかりだ。結局既存の業界団体が「職がなくなる」と騒いでいるが人手不足への具体策はない。 …

文脈を見出す力。

ヘブライ大・ハラリ氏の新著。 改めて前著「サピエンス全史」からの一連の物語を感じた。 「狩猟・農耕」「認知革命」「農業革命」「150人までの統治集団」「貨幣」「宗教」「産業革命」「資本主義」と紡いできたまさに"物語"だ。 それが「ホモ・デウス」で…

動く場所、にいる意味。

一世を風靡したイーベイも創業23年を迎え、衰退し始めているという。 ペイパルだって日本にいればそれほど決済利用は多くないという気がする。 それにしても書店だったアマゾンや、卒業アルバムだったfacebookがフリーマーケットやオークションをやる「胴元…

姿勢を学ぶ。

自分のようなヘタレが言うこともないが、医者というのは憧れの職業だ。 実態を知る知り合いは、その「勤務状況の過酷さ」をよく言うが「人の命を救う」という真正面の使命に嫉妬する。 ビジネス社会では、仕事をよく「ゲーム」にたとえて楽しんでいる、とい…

老いとはなんだろう。

まだ中学なのに「おじさんぽい人」はいた。 「エイジング」とはいうけれど、自分がどうして「どんなふうに」老いるのかは分からない。 見た目に顔のシワが深い人が置いているのか。 それとも歩き方がヨタヨタしている人が老いているのか。 それとも固定観念…

これからつくるもの。

自分は何でできているか。 肉体を除けば精神だ。 その精神はてっきり「自分でそうなってきた」と思っていたが(そもそもあまり考えたことがない)、そうでもない。 仕事の場面でも、趣味や生活の場面でも、 何人もの人間に、ぼくらは出会うことになる。 (中略)…

AIがもたらすもの

世界中の国境をなくし、今の日本の「区」とか「市」くらいの単位だけにしてしまってはどうか。 人が住むにはコミニュティは必要だし、インフラも保持しなければならないから。それ以外は「テーマ別」に固まりを作ってあえてもう国という単位で話をしないとい…

幻想の呪縛。

日経より。 例えば2012年9月、中国各地で吹き荒れた反日デモでは「日本を中国の一つの省(地方)として領土化せよ」という過激なスローガンまで登場したが、中国当局がこれを制止することはなかった。 とか。 アメリカ・ファースト」を掲げる米大統領、トラ…

ご近所のつながり

“認知症カフェ”をご存じだろうか。 おっとその前に。 猫カフェ、寺カフェ、言論カフェ、死生観カフェなど、世はカフェブームでもある。 死生観カフェて。 (それは居酒屋では) なぜだろうか。 「源流は1992年哲学者マルク・ソーテがパリで始めた哲学カフェで…

最高の環境。

朝起きたらネットラジオを流し。 トイレと風呂場と寝る前は本を読む。 仕事終わりの食事でも本か原稿を書く。 そうすると空き時間はあまりない。 「通勤タイム」くらいだ。 自分の場合は徒歩で片道25分。ただラジオを聴いているだけでも、結構な世間勉強にな…

自分なりの仮説を。

今やガンよりも深刻な病気になりそうな認知症。 症状の出方が様々で、特効薬もない状態が続いている。 脳内での(インスリンによる)「糖の吸収」がうまく進まないことが分かってきたという。 まさに現代病という様相の認知症が、実は生活習慣病と言われる糖尿…

世界が一つになる前に。

日経より。 世界的に、自動車業界の成長が鈍化しているという。 感じるのは「所有の終焉」だ。 自動車はその象徴なのだと思う。保護主義がどう、と19世紀に逆戻りしたような論調があるが多分違う。 時代が進んでこれからは先進国から「所有という気持ち」が…

問題は身近に。

割と普通に「バタバタバタ…と音を立てながら」空飛ぶタクシーが行き交う時代はそう遠くなさそうだ。 根本的な課題は、ジェットエンジンと同等のパワーを常時要求される厳しい使用条件に耐えられる、高出力でしかも軽量の航空機用バッテリーを開発することだ…

ただ話すように。

自分でブログを書いていてなんですが。 日によって「エントリーへの確信」とか「意気込み」とかってあるんです。 特に自分で「これは摂理だぞ」とか思ったこととか、 「この人の言ってることは尋常じゃないぞ」という時がたまにあるわけです。けれど、記事の…

コンテンツは揃っている。

大概の情報は「目から」得ているが、それ以外もどうしてどうして。 耳や鼻や皮膚から得るものも多い。 それはともかく。朝目覚めてからは圧倒的に「視覚情報」が多い。 ネットを見ても資料を見ていても「目」からのデーターだ。 そして目は疲れてくる。なが…