藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

成功の原理(2)

*[ウェブ進化論]向こう傷、上等。 成功した人の話をポイントだけ聞いていると「こんなことを考えて、サービスを始めて、でも規制があって試行錯誤してそれを乗り越えて…」というようなストーリーよく耳にする。 何となく「一直線に成功に向かっていったんだ…

成功の原理(1)

*[ウェブ進化論]運は運ではない。 成功する人は運が強い、という。 ところが多くの成功した人に聞くと「偶然」「たまたま」という回答が多いらしい。 どういうことだろうか。 突然降って湧いたような幸運があって…という人はあまり見当たらない。 というかむ…

直球の時代

*[ウェブ進化論]とりあえずのない時代。 とりあえず大学に行く、とかとりあえず就職する、ということがまあ当たり前だった時代がある。 さらには「とりあえず結婚する」とか「とりあえず家庭を持つ」とか。 そしてその"とりあえず"がずっと続いて定年を迎え…

まったく新しいこれから

*[ウェブ進化論]過去にはないことを想う。 賢者は歴史に学ぶ、というがその学び方にもいろいろありそうだ。 この2冊を何度か読むうちに、自分たちは「ほんの五千年の自分たち」の歴史だということがイメージできるようになった。 やはり「抽象化と本筋の理解…

頂点と底(2)

*[ウェブ進化論]投稿の呪縛よりも。 昨年あたりまでは、子供たちのなりたい職業の一位はユーチューバーだった。 自分の知り合いにも動画投稿の世界に飛び込んで、一時はかなり稼いでいた人もいる。 ところが「2年経っても続いている人」というのは案外少ない…

頂点と底(1)

*[ウェブ進化論]マイナスはそのままではない。 よく不動産投資などでは「ゼロからの出発」ではなく「マイナスからの出発」という表現が使われる。 つまりなんだか難のある物件を購入してしまい、買った時点で既に何割か損をしているような状態のことを言う。…

メンタルの段階

*[ウェブ進化論]自分のアップデート。 コンピューターはもうずい分前から「リリースされてからもアップデートが続く」ということが常識になってしまった。 その昔はというと「一旦正式に購入した製品を後から修正するとは何事か」と自分たちも思っていた。 …

思考の翻意

*[ウェブ進化論]チャンスは倍増する 成功者は、運が強い、とよく言う。 しかし一方、「チャンスの機会は誰にも等しく訪れる」とも言う。 よくあるこのテの設問、もちろん正解は「その人による」だ。 ここ数年、特にこの「その〇〇による」という回答が流行っ…

一世紀をかけて

*[ウェブ進化論]紙との戦い。 紙の手帳やメモを止めるとか、カレンダーを吊さないとか。 もう頭の中以外は「すべてデジタルツール」に置き替わりそうな気配がするけれど、自分たちの頭の中は相変わらずアナログだ。 どうも電気信号で動いているらしいが。 そ…

大前提(3)

*[ウェブ進化論]新しい関係。 「少子化が本当に憂うべきことなのかどうか」ということは、これからが主役の若者を中心に考えてもらい、将来の国造りについて自由に議論してもらうような舞台設定こそが急ぎ必要なのだ。 で、おじさん、おじいさんたちは議論の…

大前提(2)

*[ウェブ進化論] 少子高齢化を問題にするときに、いろんな問題をごちゃ混ぜにして報道されるからいつまで経っても議論が整理されない、という話。 少子化については、主役の「20から40代がどう考えているのか」を主訴に政策を考えないと意味がない。 老人た…

大前提(1)

*[ウェブ進化論]問題の前に。 ニュースでも動画サイトの討論でも日本の問題というと、いまだに必ず「少子化」の話が上がる。 もう何十年もそんな話ばかりしている。 そしてその原因はというと「若者が感じる結婚制度の煩わしさだ」とか「子供を持つメリット…

次の舞台

*[ウェブ進化論]次の魅力。 先日、アメリカからの客人を築地でも評判のコスパの立ち食い寿司に招待したら、「これほどの質ものをこの値段で提供できるというのは、世界に例がないと思う」と話していた。 「地方に行けば安くて美味しい魚はあるけどね」と答え…

不偏の講話

*[ウェブ進化論]私の配役。 先日、菩提寺のご住職から聞いた話。 我々は誰もが自分の人生の主人公です。 それは間違いありません。 まずは「自分が主人公の人生」をどう生きるのかを考えてください。 そして… けれどその人生の「生きがい」は、別に自分が中…

プロセスと結果の関係(2)

*[ウェブ進化論]一つなぎの存在。 結果は実は"本当の結果ではなく"まだその先がある。 だからとりあえず見えているゴールというのは「目先のもの」でしかない。 またプロセスというのは、そんな「目先の結果だけ」を達成するものではなく、もっともっと先の…

プロセスと結果の関係(1)

*[ウェブ進化論]結果は実は結果ではない。 自分たちは仕事でよく「結果を出せ」と言われる。 「結果がすべてだ」という怖い言葉もある。 けれどプロセスが間違っていたらいつまで経っても結果は出ない。 もし結果がすべてなのだとしたら、ひたすら「結果」を…

サンクタイム

*[ウェブ進化論]隙間そのものをなくす。 自分はよく「隙間時間の使い方」などとということを考えるケチなタイプだ。 風呂トイレとか食事とか移動中とか。 思えば旅行にあまり行かないのは、旅の間にある待ち時間とか移動時間があまり好きになれないからのよ…

知識の本質(3)

*[ウェブ進化論]固定から波へ。 丸暗記の知識は、まるで化石のようなものでそれ単体では意味がない、ということを書いている。 そう考えると戦後の指導要領に従った、全国統一の学習方式というのがあまりに「知識偏重」に寄っていて「自由な学び」を封じてい…

知識の本質(2)

*[ウェブ進化論]知識は共振する。 一般に数学は「解法の暗記から始まる」と言われている。 それを知らずに自分は「解答の丸暗記」をしようてしていたようだ。 こうした「歴史の縦横」を説明する教科書がどうして今までなかったのだろうかと不思議にすら思う…

知識の本質(1)

*[ウェブ進化論]知識が興味に。 ちょうど一年前くらいにこの二冊のことをレビューしたのだけれど、あれから何度か読み返して、改めて「知識とは何か」ということを考えている。 ネットでサクサク調べて説明を見て終わり、ということを自分たちは頻繁にするけ…

修行の理屈

*[ウェブ進化論]自分を晒す覚悟。 よく成功した人たちの伝書に「迷ったら苦しい方に行け」というのがある。 宮本武蔵の五輪書から現代のビジネス本にもそうした提言は多い。 けれど普通はそんな選択はしにくいものだ。 自分たちはそもそも「やすきに流れる」…

経験と精神

*[ウェブ進化論]鍛錬はやりよう。 最近「場数を踏むことと、メンタルを上げて過ごすこと」について書いている。 自分も今思えば思うほどこれができていなかった。 それをこの年にして気づく(苦笑)。 プレゼンでも、プロポーズでも、演奏会でも上演会でもスポ…

場数にメンタル

*[ウェブ進化論]日常すら本番。 昨日「本番の場数」こそが上達の秘訣、と書いた。 ところで先日、有名音大出身のあるトップ女優さんに会う機会があり「普段のスナップ写真でもポーズが綺麗ですね」と話かけたところ、 「毎日、普段も演技とか撮影のつもりで…

場数の意味

*[ウェブ進化論]本番の数。 宮本武蔵は生涯で60回の果たし合いをしたという。 これ本番稽古ではなく、まあ命の取り合いだから冗談ではない。 アントニオ猪木どころの話ではないのだ。 それで無敗だというから驚くしかないが、それはともかく。 先日有名な舞…

人生で一言二言

*[ウェブ進化論]一生を費やすもの。 先日ある有名メーカーの元社長さんと面会する機会があった。 冒頭のあいさつで「私の仕事人生は映像技術とともにあった。それ以外では家内と出会えたことに感謝しています」と。 何かとてもカッコ良かった。 老境に入って…

終わり思考実践

*[7つの習慣]なんとなくにしないために。 これまで何度か書いている「反射的に考える」シリーズの応用編。 思考のショートカット。 朝起きたら、まず「今日の終わり」を考える。 つまり目が覚めた寝床の中で、今日夜再びここに横たわる時のことを考えるのだ…

リセットの時代

*[ウェブ進化論]ゼロから考える。 子供のころは毎日が「新しい経験」ばかりだった。 それまでの蓄積は何もないから当然だ。 そして自分たちはどんどん経験を積み、社会人になると「いっぱしの経験者」になってゆく。 それから家庭を持ったり、部下を持ったり…

主従逆転

*[次の世代に]自由が主役。 一日中の「タスク」を分けて見てみる。 風呂とか筋トレとかストレッチなど、予めのルーティーンは「強制タスク」とする。 そしてそれ以外のタスク、例えば「さらに運動しよう」とか「予定にはなかったけれどもっと歩こうか」とい…

真贋はいかに

*[ウェブ進化論]見極めの練習。 チャンスはどこにでも存在する、という。 「けれどそれをつかむ人と見過ごす人がいる」というのもずっと言われてきた話だ。 チャンスというのは、実は一見"チャンスの姿"ではなく、しばしば「リスク」の姿をしていることもあ…

常識を打ち破るということ

*[ウェブ進化論]座して待つことはない。 サラリーマンは二度死ぬと言われているらしい。 役職定年と定年の二回死ぬと。 で本当の寿命を入れると三度死ぬことになる。 007でもあるまいに。 これを聞いて「さあ自分もサラリーマンになろう」という若者はどれだ…